突然の恋!?
俺はたまに発作が起こり、
庭に行けないときは、
美佳が運んできてくれた。


「おにいちゃん。」


「ありがとう。」


僕は美佳の優しい笑顔を見て、
おばあさんを思い出した。


それから美佳とも一緒に、
話す様になった時から、
必然と俺の発作は無くなってきた。


けどある日の事。


「芳樹!!!
移植が決まったぞ!!」


「移植?」


「ああ。
海外で移植するんだ。」


僕は海外と聞いた時に、
おばあさんや美佳に会えない
寂しさがあった。
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