突然の恋!?
「今日・・は・・・
必ず・・勝ちましょ・・」


小さな声で私達に、
エールを送る先生の声も
私にとっては子守唄。


「美佳?」


「分かっている。」


流石に試合が始まると、
ちょっとは目が覚めてきた。


「どうにか勝ったね。」


「うん。」


相手も結構強く、
負けず嫌いな私にとっては、
全く腑に落ちなかった。


「後は必ず勝つ!!」


そう言いながら、
私達のクラスは決勝まで
勝ち進んだ。
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