キミとの恋の課外授業
「里沙…大丈夫?」
「うん。平気」
じゃない。みたい…。なんか、凄くショック。
なんで?忙しいんじゃなかったの?
あたししか、好きになれないって言った言葉、嘘だったの?
なんだか…心がズキンズキンと痛むよ…。
「里沙…」
心配そうな顔で、あたしの顔を見つめる恵美。
「大丈夫だよ。心配しないで。きっと友達かなんかだよ」
無理やり、そう思う事にした。
じゃないと、今すぐ泣いちゃいそうだから。