キミとの恋の課外授業

唇を離して、ギュッと里沙を抱きしめる。


里沙は、俺に抱きしめられたまま。



あったかいな。
抱きしめていて気持ちいいし。



このままずっと抱きしめていたい気分だよ。



「ねぇ、省にぃ」

「なに?」


「明日、どこに行くの?」


「うん?秘密」


俺がそう言うと、エェ~とまた膨れた顔で、俺を見る里沙。



その小さな唇にまた唇を重ねた。


今度は、さっきまでより長いキスを



明日…一緒に楽しもうな。


「好きだよ。里沙」


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