神無月の巫女
鬼神再来

孤独の中で

屋上から逃げてきた
あたしは体育館にいた




「あたし……どうしっ!!」



邪気を感じて振り向く
一歩遅かった






体が動かない




体に得体の知れない
黒い気のような者が絡み付く






「う……お……に…」




鬼か……



それも格が違う





もしかして……






「鬼………神………?」










< 148 / 205 >

この作品をシェア

pagetop