先輩王子のちょっと危険な甘い罠
「あ、私、毎日はムリかもです」


「ふ〜ん…毎日じゃないと俺、お金入ってもすぐ、使っちゃうからなぁ…」


え!?それは困る


「わかりました…じゃ、明日からですね」


まぁ図書室だし、他の生徒もいるだろうから、裏庭よりは怪しまれないよね


変なこともされないだろうし…


私は仕方なくその条件を飲んだ


「お金が入ったら、返すからね」


「当たり前です!私の勝手に使うのが悪いんですからね!」


「だから、勉強教えてあげるって言ってんじゃん!?もう許してよ」





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