先輩王子のちょっと危険な甘い罠
先輩はシートから立ち上がり、後ろの方へ歩いていった


気を利かせてくれたのかな?


私はその間にサンドイッチを食べることにした


だってお腹、空いてるもん


先輩の食べかけのサンドイッチも食べなきゃいけないのかなぁ〜


間接キスみたいで変な気分


いつ、先輩が戻ってくるかわからないので、私は必死にサンドイッチを口に入れた


いつもの倍以上の速さで噛み、お茶で流し込む


フゥ…


何とかお腹も落ち着いた


先輩はまだ戻ってこない


誰に電話してんのかなぁ?


お腹も満足した私は、早起きしたせいもあり、ウトウトしてしまった





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