海の果てに-君は海賊-
ガ「つか…ヨク。その状態で話せんのか…?」
傍観者側だったガリュウが、呆れたように言う。
あたしがヨクの方を見れば心なしか目が死んでいて…。
リ「ヨク…本当に海賊?弱くね?」
ガ「役立たずだからな」
ヨ「…ガリュウ!…あ、ヤベ。話す気になれねぇ」
…んなぁっ?!
ちょっと…ヤバい状況?
さすがにここまで来たら今聞きたい。
ヨクの体調が良くなってから…なんて待てない。
リ「ちょ…ヨク!気合いで話せ!」
ヨ「…トイレ言ってくる」
リ「ヨクぅーーッ!あんたは酷い奴だぁーッ!」
ガ「いや、お前のせいだから」
引き止めたにも関わらず、ヨクはゆらゆらと部屋から出て行ってしまう。
リ「…ガリュウ」
ガ「あ?俺は知らねぇから。詳しいこと」
リ「…それでも船長かぁぁぁあッ」
またしても…あたしの叫び声は…船に響き渡っていた。