この青空の上で
キーンコーンカーンコーン

(やっと授業が終わったあ)


と同時に担任の先生が教室へと入ってきた


SHRが終わると、あたしは急いで帰る用意をした

ガラガラ

「未来ー帰るぞ」

「うんっ!じゃあ、あおい、秋葉、なな、また明日ね」


「「未来、ばいばーい」」


いつも通りの放課後


こんな日がまた来るなんて、昨日は思いもしなかった。



これからは秀平を大切にしよう…
あたしは今日、再び心に決めた



「未来…?」

「あっごめんごめん!帰ろうか」


あたしたちは自然と手をつないでいた


周りの目なんか気にせずに


周りの人は校内で手をつなぎながら帰るあたしたちを見たら、馬鹿だって思うかもしれない


けど、あたしは気にならない


秀平と一緒だから…


しかし、あたしがこんなときに一番会いたくない人がいた


それは…
< 19 / 24 >

この作品をシェア

pagetop