王子様とお姫様の秘密の決断
ボサボサな髪を手でとかしながら
「うん。寝ちゃってて…」
そこで思い出した様にクシャミがまた連発。
窓の外は雪。
冷たくなった空気が今にも身体に入り込んで来そうだった。
杉本の影が窓に映っているのに気が付いた瞬間、抱きしめられた。
後ろから回された手に力が入っているのがわかる。
「うん。寝ちゃってて…」
そこで思い出した様にクシャミがまた連発。
窓の外は雪。
冷たくなった空気が今にも身体に入り込んで来そうだった。
杉本の影が窓に映っているのに気が付いた瞬間、抱きしめられた。
後ろから回された手に力が入っているのがわかる。