魔法のミサンガ。

 さかのぼること、2週間前。


私、咲(さき)が友達の美緒(みお)といつものようにおしゃべりしていた時だった。


美「そうそう、例の涼耶くんとはどうよ??」

 涼耶(りょうや)とは、私が片思い中の彼。いつも、この手の話になりますww

咲「う~ん、、今だ音沙汰なし。」


美「はぁ~!?この前は告るっていってたのに~」

咲「いや、なんか勇気がわかなくって(泣)」

美「もうそれ、何回も聞いたフレーズだけど。ww」


 そう、私は中1の時から彼が好き。でも、なんだかんだで告白できずもう中3。


咲「だって~、、、。!!  ふあー~。なんかイイ方法ないかな~」

あくびまぢりに 床に寝転がる。


美「あくびって、、、ww貴方本当に告白する気ありますか~??ww」

 
 もはや、あきらめてます、私。wwだって、片思い3年目ってきつすぎでしょ!
 口にはださずも、心の中で叫ぶ。

美「あ!そうだミサンガとかどう??」

急に立ち上がり、ニコっと笑う美緒。

咲「ミサンガ、、、か!!」

、、、、、、、








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