明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。

そしてアタシはハッとした。

それって…
その感情は常にアタシのこころの中にあるものと同じ。

いつも笑顔でいてさえすればいいことがやってくる、
両親のその言葉を信じていつも笑顔で過ごすようにしていたけれど。

アタシの中はいつも孤独でいっぱいだった。


叔父夫婦や友達が側にいてくれているけれど…。

それだけじゃ埋められないこころの孤独。


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