明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。
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早くしないと地下鉄に乗り遅れるーっ!

アタシは教室の黒板の上にある時計を確認して慌てて帰る用意をする。


今日は急がないと。

叔母さんが仕事、
早く終わるからって言ってたし。

晩御飯の用意を早めに取り掛からないと…。


「あっ!
葵なにそんな急いでんの?」

結衣が声をかけてくる。


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