明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。

そこには模擬店が並んでいて…。

でも一箇所だけ人がたくさん集まっていた。


「大丈夫だよ?」
彼は言う。


アタシはただぼんやりとたくさんの人だかりのほうを見つめる。





見覚えのある。

背の高い…男の人。
あの人…。



あ…!



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