明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。

でも

「そんなことしないで甘えてちょうだい」

って言われてそれ以来バイトの話はしたことがない。


でも今回はそういうわけにはいかない。

先生の本を弁償しなくては…。


だからバイトすることは誰にも内緒。


結衣の質問には答えずため息つきながらほかの事を言う。


「んー…
やっぱいい条件のところってないねぇ」


< 75 / 502 >

この作品をシェア

pagetop