修羅と荊の道を行け
今は仲良くしてもらっていると咲耶は笑った。

「結婚式で受付してもらいたいって、私達に」

「オレも?うん、二人いるんだって。良い?」

「あぁ」

「ありがと。さ、もう寝よう」

オレは客間で上等の布団で目を閉じながら、結婚式のことを考えた。

結婚式か。良いな。 今結婚式って色んなものあるらしいな。

神前式じゃなくて人前式ってやつもあって。この間、高校の時のダチの結婚式に行った場所は、ホテルじゃなくて、結婚式だけをする場所だった。二人の記念のものを置いたり、好きなものを飾ったりして、二人のだけの結婚式って感じで良いなって思った。

今度、雑誌を買ってきてリサーチしてみるかな?

そんなことを考えて眠りについた。
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