修羅と荊の道を行け
「了解」

あれよあれよと数枚の下着を選ばれ。フィッティングルームに入れられてしまった。

「咲耶ちゃん!ブラの効果は乳首隠しだけじゃないのよ!バスト歪み補正、バストアップでダイエット効果もあり。ダイエットは咲耶ちゃんには必要ないけど、背中の肉を引っ張ってブラに突っ込むだけで、サイズが変わるんだから」

バストアップという言葉に私の心は傾いた。

「そう…じゃあ」

早速付けてみた。白の総レースのブラ。言われた通り肉を引っ張ってこようと思ったけど、あれ?背中の肉ってどこの肉?

「氷樹ちゃん肉ない」

「ん?やったげる?失礼します」

フィッティングルームに氷樹ちゃんが入ってきた。

「行くわよ」

そう言われて、背中とか腹から肉をかき集めてくれるけど、ブラに収まる肉が集まらない。

「手が足りない。芽唯ちゃんも手伝って。店員さんも呼んできて」

「OK」

フィッティングルームに女4人で入って私の肉を引っ張り上げる。
< 222 / 432 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop