修羅と荊の道を行け
そそくさと、部屋に戻った。

「なに?仕事って、浪川くんと出かけるんじゃないの?」

「そうだけど、なんか言えなくて」

恥ずかしいというか、何かいかがわしいことをするみたいに思われそうで。

「仕事って嘘つく方がいかがわしいわ!馬鹿な子ね」

「だって」

「だってじゃない!でも言ってしまったもんは仕方ないわ!だったら仕事をちゃんとこなして来なさい!」

「仕事?」

「脱処女よ!」

「のっ!!!!」

「覚悟しっかり決めて!気合いを入れて行きなさい!普通に痛いから」

「はい!」

眞一郎のがちょっと入っただけでも尋常じゃないと思ったもの。  
それがまるまる一本入るって、私死んじゃわないかな?

何か、今更過ぎて聞くに聞けない。

「頑張る」

一言だけ言えた。
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