○○*せつな*○○




「おま・…馬鹿だろ?なんで一人で産むんだよ。どうして、話してくれなかった!!」




「…ごめんね。せつなをよろしく。侑也。」





舞香の白くて、長い指が俺の涙を拭き取った。




そして



「私の分まで、せつなと生きて。」




といい、目を閉じて行った。




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