○○*せつな*○○




「舞香・…。舞香。」




何度も呼んで、




何度も泣いた。





後ろではご両親も泣いてて。




俺はゆっくりと、舞香から離れた。





「侑也。」



「花。」



「一人じゃないよね?」




俺は今、一人じゃない。




せつなという家族がいる。




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