影に日向に。執事ごっこvv
「日向様。私は思うのですが。お嬢様に少し、甘いのでは?」

フィンは、僕が遊さんと執事ごっこを続けて居るのが嫌なようです。


執事ごっこ。


これは、周りから僕と遊さんが言われる言葉です。

一年の殆どを遊さんの家で、お世話になっている僕は、物心ついた時から。

遊さんの執事のように、振る舞って来たんです(笑)


僕は、遊さんに養って貰って居るのですから。


影に日向に。執事ごっこを、続けてしまいます。


遊さん…。


遊さん…。


貴女がとても魅力的で、だから。


だから。

触ることすら、罪になるきがして。


僕は、遊さんを思うのです。
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