紅龍 ―2―
そう思った。
でも、今さらそんな事思ったって遅いんだ。
俺は知ってしまったのだから。
「そうで…すか。」
俺はそれしかその時言えなかった。
信じれないけど信じなければいけない真実に目の前が眩む。
くそ―…っ。
紅龍8代目総長を任された俺がこんなんでどうする。
蘭さんと隼人さん、先代の守ってきた紅龍を今、守るのは俺なのに。
こんなんじゃこれからどうすんだ。
くそ―…っ!!!
俺は歯を食い縛りながらそれからの隼人さんの話を聞いた。