ひとりじゃないから




なんか、ほんと家があったかくなった。





なんて言うんだろ、ほっこり?





心の中が満たされていく感じがした。





ずっとこんなんだったらいいのにな。







「ほら、伸びるぞ。」





「そうめんも伸びるの?」





「あったりまえだろ!伸びる伸びる!」





そういいながらずーずー食べてるゆーすけを見て、なんか安心した。





ここでは、あたしは食べてもいやな顔されない。





もっともっとやせろって言われない。





お前といると恥ずかしいなんて、言われない。






「、おいしいね。」





「だろ!?」




そうめんだけで、こんなに笑顔になれる。





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