素直の方が好きですか?


「茜、戻ろう」

「想ちゃん……
貴方ずっと私に、嘘ついてたのんだね」

「は?」

「だって貴方のオトモダチこのコト知らなかったじゃない!
それと何だか私飽きちゃったんだー……ね?
だから…………
お遊びはオシマイ」

ゾクッ…
その笑顔に悪寒が走る。

「意味、わかるよね?
想ちゃんは、そんな馬鹿じゃないもんね」

「あ、あぁ……」

もう逃れられない
日に日に強く強くツヨク、縛られていくその鎖は
複雑に絡まり
ひしひしと体に痛みを与えた。

――想はもう
  動けない。

その現実に満足していた茜。
でももう

――飽きた。
――だったら今度は私に溺れさせてしまえばいい。

ほしいものを手に入れるためなら
手段は選ばない彼女は
さらにいっそう

想に巻き付いた。

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