素直の方が好きですか?
「ところで美坂様へのお祝いの言葉はないのか?」
「だって美坂ちゃん、私は昨日…」
「姉様には言ってないです」
「じゃあ誰に?」
ちらっと美坂“お姉様”は俺と店長を見た。
え、俺!?俺も言うのか!?
「み、美坂お姉様、進級おめでとうございます」
「ふっふっふっ…気分がいいなぁ!」
こ、こいつ…!
「あんたもな!想坊!
進級祝いに美坂先輩と呼ぶ権利をあげよう」
美坂お姉様から美坂先輩…うん、まぁうれし、い、な?
「想坊、美坂様はアンタにプレゼントをあげたんだぞ?」
くれってことか…
俺何も持ってないぜ?
「ま、まだ準備中なんだ!」
「ふぅん、まぁいい…それより」
と、今度は、じーっと店長を見た。
「ん~?あぁ、俺?」