素直の方が好きですか?


妙にイライラしてたんだ。
なんでだろうな…。

グラスは割るし…ミスはするしで
俺のイライラはさらに悪化した。

「最悪だな」

美坂先輩の言葉がグサリと刺さった。

「疎かにだけはなるなって言っただろう?」

「はい…」

「お前もう大人だろ?今年で成人だろ?」

「そうです…」

「甘ったれてんじゃねぇよ
そんなだからゆとりって言われんだ!
仕事できねぇならやめちまえ!」

「美坂ちゃん、それは私と店長の仕事。
だから美坂ちゃんは仕事に戻って?」

「……はい」

美坂先輩が戻っていく。
やっちまった…。

「でも確かに美坂ちゃんの言う通りよ想。」

「……わかってます」

「うん、だろうね…」

俺、本当にやめた方がいいかな…?

だって…居心地のいいココから離れればきっと智葉のこと…

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