人はそれを恋と呼ぶ

・エピローグ




だから嫌なのよ。


誰にでも優しい男なんて。まして。


それがあたしの大好きな彼氏なら尚更。



あたしは携帯を見ながらため息をついた。


もうゆーちゃんと、何日口をきいてないかな…。


もう限界なんてカッコ悪いけど、実際そうなんだから仕方ない。


あたしが…彼に会わないともう、死んでしまいそうなんだから。


「由紀さー、一体何時間携帯眺めてんの?」

「携帯はさ、発信ボタン押さねーと繋がらないんだぞ?そのゆーちゃんの番号見つめててどうすんだよー焦れったいな」


双子の弟達の野次に、あたしは2人を睨みつける。


「早く仲直りしたらいーのに。バカみてえ」


ハモらないでよ!


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