男前彼女の恋愛条件
『亜喜良どうした?昨日会ったばかりだし、


まさか今日店に来るとは思わなかった。』




「私も自分でも不思議なんだよ。雷太のラーメン食べたくなった。」




『はい、はい、俺に会いたくなったじゃなくて、俺の作ったラーメンが食べたくなった訳だ。』




もう拗ねないでよ雷太。




「和香子紹介するね、私の彼氏の雷太君。


ラーメン屋の店主、中々いい男でしょ。」




「亜喜良、いつの間に彼氏作ったの?


うわぁ、イケメンだぁ。」



雷太イケメンなんだ(笑)。



今までこんなの恥ずかしくてやってられなかったけど、



ちょっとだけこんなのもいいかなぁって思えた。




『亜喜良顔にやけてるぞ。』




「雷太、大盛り野菜ラーメン2つね。」




『亜喜良、私そんなに食べれないよ。』








< 54 / 111 >

この作品をシェア

pagetop