あまのじゃく
『たかがキスひとつぐらいで
もう会えないとか言うから
お前はまだまだガキなんだよ。』
え‥‥
驚いて後ろを振り向くと、
少し息の切れた総一さんが立っていた。
追いかけてきてくれた‥?
うそ、なんで‥?
『しかも唇ならともかく
ほっぺたってどうなんだよ。
ますますガキ!』
驚いて言葉を発せられないうちに
総一さんは言いたいことを
次々と言ってゆく。
『しゃーねーから、
オレが教えてやるよ。』
そうして、
カフェオレより
苦くてあまーい
幸せなキスをもらったんだ。