あまのじゃく




コケティッシュな少女との恋愛?


冗談じゃない。

オレは犯罪者にはなりたくない。




『総一さん?』


「あ?」


『はやく。コーヒー。』



「‥‥はいはい、
 ミルクと砂糖入れた
 あまーいやつな。」


ニヤニヤしながら言うと、


『なっ!
 いちいち言わなくてもいいでしょっ!
 もう、デリカシーないなあっ』



コイツはほっぺたを膨らませ、
予想通りの反応を見せる。



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