幼なじみ君と  幼なじみちゃん♪
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遊園地



「去年来たきりだね~」

「あぁ、そーいや、あの時は大変だったな
なかなかうまく撮れなかったもんな」



と、思い出したように賢がスマホの待ち受けには
慄梛、相沢、俺たちの4人がこの遊園地で
撮ったのが待受画面になっていた…



「慄梛ちゃんたち幸せそうな写真だね」

「みんな4人同じ待受にって撮ったの」

「あっ、今度は7人で撮ろうよ!!」



と、話しになってイルミネーションが
綺麗な時間に撮ることになって、その時間がくるまでに遊園地内の総てを制覇することになった


制覇しようと目標を立ててから数時間…
アトラクション制覇まで残りわずか…



「結構乗ったな?」

「磨梛抖、疲れた…?」

「俺は平気だけど、慄梛は?」

「良かった~…」



と、さっきから慄梛は俺の言葉への返答が可笑しい…



「慄梛、大丈夫か?」

「うん、大丈夫…楽しい、楽しいから…」

「どうしたんだ?なんか変くねっ…?」



賢が俺と慄梛の会話を聞いてたみたいで、
心配そうに見つめる…



「慄梛が壊れた…」

「はぁ!?」

「お化け屋敷が苦手で行きたくないんだと思うんだけど、制覇の空気壊したくなくて、それを口に出せない的な感じ」

「なるほどな~…」



と、賢は考え始めた…





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