幼なじみ君と 幼なじみちゃん♪
「どういうことなの!?詳しく説明して!!」
「納得できる説明をしてもらわないとね」
お母さんも美愛さんも怖い顔をしながら
わたしと磨梛抖を座らせ
「もう一度言うわ…
わたしと漓維がちゃんと納得が出来るように話してちょうだい」
「それまでは2人をここから出すわけにはいかないわ」
と、客間の鍵を閉めた…
「さぁ、話して」
「…………」
「…………」
2人で黙り込んでると
「あの2人はなんなの?
磨梛抖と慄梛ちゃんは巻き込まれただけだって、磨咲飛が言ってたけど本当なの!?」
と、言われ訳が解らず磨梛抖をみた…
「慄梛、黙ってたら解らないでしょ?」
「…“巻き込まれた”ってなに…?
わたしと磨梛抖は巻き込まれて…」
“付き合うことになったってことなの?”
と、言いそうになり言葉を止めた…
「なに?そのあとの言葉は?」
“―槻沛くんがどうなっても良いなら、
俺と付き合わなくても良いよ?
どうする?谷沂広さん次第って話しだけどね―
―君はもう“俺の彼女”ちゃんと言うこと
聞かなきゃだめでしょ?
“槻沛くん”が傷ついちゃうよ?
まぁ、“退学させるまで雑用も良い”かもね?
それか、もっと別の方法考えてあげてもいい―”
間伐 撻が言った言葉がぐるぐると浮かんでくる
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