幼なじみ君と 幼なじみちゃん♪
――――磨梛抖――――
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下駄箱に寄りかかってる賢の姿が見えて、賢も俺に気づいたらしく
「はよー」
「はよー、ん?なんか用事?」
「んーんーまたどーせ、慄梛ちゃんと登校してきたんだろーなって思って待ってた」
「まぁ、好きだからな」
「うわぁー、開き直りかよ
だったら早く告れよな」
「そのうちな、早く教室行こうぜ」
「そーいえばさ、この間の授業のノート貸して」
「なんの授業の?
あっ、慄梛に財布預けたままだ、ちょっと行ってくるな」
「あっ、俺もいく!」
賢と校門近くまで行ったところで
「磨梛抖、あれ、慄梛ちゃんじゃね?」
「本当だ、慌ててるしなんか忘れたんかな…」
家の方向へ走っていく慄梛の姿が見えた
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