焦らし愛 〜幼なじみLove Story〜

その日、オレはいつもよりイライラしていた。


朝からウザい女に付き纏われていた。


思い切り冷たく突き放しても諦めない女。



うぜえ。


人の話し聞いてんのか?


うぜえって言ってんだよ、オマエなんか好きじゃねぇ、今後も好きになんかならねぇよ。むしろ嫌いなんだよ。


ウザい女は、放課後になってやっとオレに嫌われている事を理解したのか、しぶしぶ諦めて帰って行った。


もう女なんかに振り回されるのは真っ平だ。



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