教師×生徒
「私もね、犬は好きなの。一人暮らしだとさみしいしね」
「癒されますよね」
「うん!本当にいいよー。高杉君は犬なんか飼ってないの?」
「親が反対なんで…」
「そっかぁ」
突然レオが飛び降りた。
「−−わっ」
すると棒を拾ってきて遊んで!
といわんばかりに高杉君に差し出した
「何だ、遊んで欲しいのか?」
微笑むと無邪気にレオと遊びだした。
私はそれをベンチで座って眺めている。
やっぱり中学生なんだなぁ。
何だかレオが羨ましくなってきた。
それにしてもレオと遊んでいる高杉君が
とてもいい顔をしている。
私はそんな貴方にまたどんどん惹かれていく。
−−−−ずるいよ…。