ずっと前から好きだった
どれくらい時間が経っただろう
二人で寄り添い
布団を被っていた。
私は真の腕の中に
すっぽりと収まっている
温かくて心地好い。
「あたしそろそろ
帰らないとな…」
「そっか…………。」
真はぎゅっと腕に力をこめた
「次いつ逢える…?」
「わからない。」
そっと私の体から離れて
私の髪をかきわけた。
おでこにキスをして
起き上がった。
「あ、食器洗ってない」
「いいよ、俺がやっとく」
「ううん。片付ける」
「…ありがと」
澄ました笑顔で
私の頭を撫でた。
胸がきゅんとする
「お母さんとひなちゃん
帰ってこないね」
「んー、いつも
でかけると遅いから」