超モテ子の秘密
「ちょ、ちょっと和也君!!待って!」
私の頭の中はグッチャグチャ。
手をはなそうとするけど、はなれないっ―――。
さっきから焦ってばっかだぁ……。
「下駄箱までですから!」
和也君は私の手を引きながら、元気にそう言う。
いや、よくないよっ!!!!
全然よくないっ!!
階段の途中には何人か人がいたけれど、
私は和也君に引っ張られるがまま、
人の間を縫うように、リズミカルに階段を駆け降りる。
そして、みんなが私達の方を振り返るのだ。
あぁ~~、みんな見てるよぉ……。
私の頭の中は、更なる混乱状態へ…。
どうしたらいいのぉぉぉぉ??