超モテ子の秘密


「折原先輩、人気ですよね。

先輩は竹内君と仲いいんですか?」




その子は散乱したラブレターを見た後、首を傾け、ニコッと笑って聞いてきた。



笑ってるけど、ものすごい威圧感を感じる…。



何て答えるのが一番いいんだろう??




「…えっと、ただの後輩で、知り合いっていうぐらいですけど…。」




この答え方なら責められないかな…。



でも、本当のことだもんね。


私にとっては、ただの後輩。




「そうなんですか。
憧れの折原先輩が1年ともコミュニケーションをとられているなんて、すごいなと思って。
それではお先に失礼します。」



そう言って、とびきりの笑顔で会釈をし、一緒にいた二人を引き連れ、颯爽と去って行ったのであった。




私はその子の出す雰囲気と表情のギャップにただ呆然としていた―――。




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