超モテ子の秘密


何てタイミングのいい話だろう!!


席が隣同士の私と将太は顔を見合わせ、同時に頷いた。


そして私はお父さんとお母さんの方に向き直る。


「あの、お父さん、お母さん。話があるの。」


かしこまって言おうとしたけど、少しニヤけてしまう。


「どうしたんだ?」


「なあに?」


2人とも私と将太が何を考えてるのか、怪しく思ってるみたい。


私はポケットに隠し持っていたペアチケットを出して、手渡した。


お父さんが不思議さうにそれを受け取る。


「これ、どうしたんだ?」


するとお母さんがお父さんに寄り添い、手に持っているものを覗き込む。


「温泉旅館の?」


「うん。懸賞に出したら当たったの!」


私はとびきりの笑顔で発表した。



< 171 / 461 >

この作品をシェア

pagetop