超モテ子の秘密
何てタイミングのいい話だろう!!
席が隣同士の私と将太は顔を見合わせ、同時に頷いた。
そして私はお父さんとお母さんの方に向き直る。
「あの、お父さん、お母さん。話があるの。」
かしこまって言おうとしたけど、少しニヤけてしまう。
「どうしたんだ?」
「なあに?」
2人とも私と将太が何を考えてるのか、怪しく思ってるみたい。
私はポケットに隠し持っていたペアチケットを出して、手渡した。
お父さんが不思議さうにそれを受け取る。
「これ、どうしたんだ?」
するとお母さんがお父さんに寄り添い、手に持っているものを覗き込む。
「温泉旅館の?」
「うん。懸賞に出したら当たったの!」
私はとびきりの笑顔で発表した。