超モテ子の秘密


こうして、将太と自転車で出かけるなんて久しぶりだなぁ~。


私は自転車をこぎながら、しみじみ思い出す。


「ねえ、将太ー。こういうの久しぶりだね。」


斜め後ろを走る将太に声をかけた。


「まぁ、そうだね。」


「昔、将太、なかなか自転車乗れなくて、お父さんと私と一緒に練習したの覚えてる?」


あの時は何日も日が暮れるまで練習手伝ったっけ―――。


「恥ずかしいからその話やめてよ、姉ちゃん!」


必死に後ろから大きい声で言う将太。


「フフ…わかったよ。」



そんな話をしていると、公園が見えてきた。


入口には誰か立っているみたい。


和也君かな?


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