超モテ子の秘密
「もぅ〜、和也君はさやかのことが好きなんだよ。
好きな人にお弁当作ってもらえるんだもん。和也君にとっては充分なんじゃない?」
理香はハッキリ言う。
「そう?」
「そうに決まってるよ!
ていうか、お弁当食べたらさやかのこともっと好きになっちゃうんじゃない?」
理香は大袈裟だなぁ〜。
「そんなことないよ。
将太にはお母さんみたいに上手じゃないって言われてるもん。」
私は手を振り笑い飛ばした。
「そんなのお姉ちゃんに対する照れ隠しでしょ。
だから、間違いなく和也君はさやかのこともっと好きになるね!」