超モテ子の秘密
私はお弁当箱が入ったバッグを提げて、屋上へと足を運ぶ。
もう和也君来てるかな?
私は階段を上り、屋上に出るドアを開けると、
ベンチに腰掛けている和也君がいた。
そして、その他には誰もいなかった。
「和也君、お待たせ。」
「折原先輩、ありがとうございます。」
和也君はニコッと笑う。
私も一緒にベンチに座った。
私はバッグからお弁当を取出し、ふたを開ける。
「うわぁ〜、うまそう!
折原先輩やっぱ料理うまいっすね!」
和也君は目を輝かせてお弁当を見ていた。