憂鬱姫と俺様王子
とぼとぼと一人で帰っていると・・・
「おい。」
後ろから誰かに呼び止められた。
振り向いてみると・・・あたしの大っ嫌いなヤツが立っている。
「なんか用?」
素っ気なく聞き返した。
「俺と一緒に帰んぞ。」
・・・・・?
「はっ!?えっ、誰が神崎と帰るの?」
あたしは意味が分からず、聞き返した。
「だぁ~かぁ~ら、お前!!」
と言ってあたしの方に指を向けた。
「えっ!?あたし?なんッ.....」
話が終わらないうちに手を引かれて連れて行かれた。



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