妄想ガール



「失礼しまーす」

一階の階段の隣りにある
小さな窓しかない個室

私はノックをして入った

先生は既に座っている

「おっ早かったな、まあ座り」

先生に言われた通り
先生の目の前の椅子に座った

「何…?先生やましいことでも考えてるんちゃう?」

と私はちょっとおちょくってみた

「ちゃうわ、あほ。」

また頭を殴られた

先生のいーじーわーるー

でもさっきの顔とは打って変わって
急に真面目な顔になった先生

一方私は先生と2人きりなんだから
頭んなかも態度もふわふわだ


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