瑠璃色Berryz
「けどこれ一撃KOだね。かなりトンデモな殺人的一撃がモロに直撃した感じ。」
え?
「ヤマネッラがオジョー帝国のボスなんじゃね?じゃないとこのオッサンこうはなんないし。」
ルフが言ってることはすぐわかった。確かにプリシッラちゃんがやんなきゃこうはなんないし。
「私が?やる訳ありませんわ。だって私ならもっとヒドいですわよ。」
え?プリシじゃなくてヤマネッラちゃん!?
「姉さん?何でここに?」
「ラオウに勝ったあとサウザーや宇宙最強のZ戦士を軽く右脚だけで華麗に殲滅させて、とことこ歩いてたらみんなを見つけて憑けてましたの。」
この人も不思議の国じゃ何かとヒマなんだ・・・。てゆーかそんなスゴい人達を右脚だけで瞬殺してきたって地味にフツーじゃない。
「それにしてもまたヒドいやられようですわねぇ~。誰にやられたのかしら。」
「お・・・ま・・・ぇ・・・」
ガクッ
「私だぜぃよ。」
なにィプリシッラちゃんがもう1人!!!
「私こそオジョー帝国女帝にしてヤマネッラのクローンなハムシッラ!!」
服の着崩しやくせっ毛の向きが違うや。けど他は同じ。そう、下屋則子な声も透き通るような紅い眼も腰まで届く銀髪も何もかも似てるのはクローンだったからか。
「私がもう1人?気に入りませんわねぇ。とりあえずとっことこにしないと気が済みませんわ。そんな訳でデストローイですわ。」
ほに?血の雨フラグ立ってる?じゃ急いで避難しなきゃ!!その後のオジョー帝国がどうなったかはまたあとで。
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