パパは芸能人♪

30






10時を回った頃




「ただいま」



「お…帰り…なさい」



気まずい
















「ご飯…食べた?」




「まだ」




「食べ…る?」



「うん…着替えてくる」




寝室に行ったのを見て緊張を少しほどいた。














「頂きます」



五郎の好きなものを作っといた。



「旨いな」



いつもいつも褒め言葉をくれていた。




「ありがとう」



「先に言っとく。俺は別れる気は無いから…歌恋が別の奴に気持ちがいったとしてもとりあえず取り戻す。どんな手を使ってもお前を離さない」




そんな歯が浮くような事を言える五郎





















「黙っててゴメン……」










経緯を話した。







< 159 / 297 >

この作品をシェア

pagetop