パパは芸能人♪


キツイ言い方だけど、俺的にララを泣かせたくない。



いつでも笑ってて欲しいから。



って、肝心なララの気持ち知ってる訳じゃない。
本当にただのセフレにしか思ってないかも。
気持ちなんて聞いた事も言った事もない。



「一人で帰る」



「送る」



「惨めにさせないで?本気だったけど、叶多の目にはいつも同じ人しか映って無いんだね…このまま振られてあげるから……チャント、タクシー拾うから」



皆に“ゴメンナサイ”を言って帰っていった。



「甘やかせすぎたかな?」


楓が溜め息をついた。



「悪いなララ…」



「ううん…」



そしたら、今まで黙ってた恋と怜が



「「叶多の好きな人って?」」



ん?



「愛美が言ってたじゃん」


「そうそう♪叶兄ちゃんあんまり浮いた話無いよな、最近ララが邪魔して恋愛する時間無いの?」



「お前らが浮きすぎなんだよ」



「誰か居ねーの?」



ララが良い何て言えねーだろ?
養子でも兄妹なんだから…。









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