恋にキスを
クリスマスの空。



吸い込まれそうなくらいに真っ暗闇の空。


その中で輝く星達。





「愛してるよ、春子。」


『ハルも。大好き。』





電話で確かめる、お互いの愛。


誰にも知られてはいけない恋。





「おやすみ。」


『おやすみなさい。』




また、深い夜が始まる。


来年も、こうして春子と一緒にいたい。




そう思った。





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