ぽっちゃり彼女



「着いたで〜…」








ゆっくり、車が止まった




「あ、ありがとうございました…」







あたしは一刻も早く
雪斗に会いたかった



健さんといると
ドキドキドキドキ
しすぎて死にそうになる

熱くて…
ボーッとして…



雪斗に申し訳なくて

早く健さんから
離れたかった





なのに…

あたしが車から
降りようとした瞬間…











「愛稀っ…」










ドクッ!!!!




あれ?ドク???










掴まれた手首が
軽くなんだけど痛く
感じる…




「ご、ごめん…!!!!」












あたしは手を離して
雪斗の家まで走った




早く…………早く
雪斗に会いたい………



あたしが好きなのは
雪斗だけなのに………


















ピンポーーン





チャイムを押した後

ドスドスドス

って雪斗の足音がした。












ガチャッ…












「こぶたっ!!!??(笑)」




「ゆ、ゆき…ゆきとお…!!!!!!!!!」












いつもなら怒る"こぶた"

でも…雪斗の顔を
見た瞬間
そんな事どうでもよくて
勢いよく抱き着いた
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