風紀委員長ミーシャの事件簿
もし学園長の読みが正しいとすれば、これはもう私達風紀委員会の手に負える相手ではない。
「そこでだ」
学園長が人差し指を立てた。
「僕の身内…10歳離れた弟がいるんだが…その弟が、実は天空宮警備騎士団に所属しているんだ。彼に無理言って、今回の案件の捜査を依頼した」
「天空宮警備騎士団!」
学園長に10歳も離れた…二十歳の弟さんがいる事も驚きだが、流石は優秀な学園長の身内。
弟さんも優秀らしい。
天空宮警備騎士団は、言うなれば軍隊と警察の中間に位置する権限を持つ組織。
格闘術、剣術、槍術、射撃術、魔法全てに秀でた18歳以上の者のみが入隊を許される、少数精鋭のエリート部隊だ。
彼らは専用の甲冑と、剣と突撃槍の中間装備『スピア』を与えられ、要人警護、天空宮市周辺の害獣討伐、犯罪者捕縛、自然災害沈静化などの任務につく。
100人に満たない隊員数で天空宮市全域を管轄に置く、一騎当千の特殊部隊なのである。
「そこでだ」
学園長が人差し指を立てた。
「僕の身内…10歳離れた弟がいるんだが…その弟が、実は天空宮警備騎士団に所属しているんだ。彼に無理言って、今回の案件の捜査を依頼した」
「天空宮警備騎士団!」
学園長に10歳も離れた…二十歳の弟さんがいる事も驚きだが、流石は優秀な学園長の身内。
弟さんも優秀らしい。
天空宮警備騎士団は、言うなれば軍隊と警察の中間に位置する権限を持つ組織。
格闘術、剣術、槍術、射撃術、魔法全てに秀でた18歳以上の者のみが入隊を許される、少数精鋭のエリート部隊だ。
彼らは専用の甲冑と、剣と突撃槍の中間装備『スピア』を与えられ、要人警護、天空宮市周辺の害獣討伐、犯罪者捕縛、自然災害沈静化などの任務につく。
100人に満たない隊員数で天空宮市全域を管轄に置く、一騎当千の特殊部隊なのである。